おまけ
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
「!・・・はッ!!」
「くッ!」
「ええぇーい!」
「ふんッ・・」
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
「ッッ、っぁああ!」
「は!、やぁ!」
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
「おおーーーッ!!」
「あッ!」
「はぁッッ!」
「・・・・・・!」
童: 「それまでッ!!」
「はぁ・・はぁ・・はぁ・・・・・」
「ふぅ〜〜・・、大丈夫かい?沙織さん・・・」
「はぁ・・はぁ・・、・・・ええ。大丈夫ですよ、星矢」
「それならいいけど・・・、あんまり無理するなよ・・・」
「ええ、本当に大丈夫ですから」
「よし、そろそろ一休みしようぜ」
「ええ・・・」
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
「童虎!、今日はこれくらいにして、少し休むよ」
童: うむ、回復されたといってもアテナはまだ暫く無理はできんしな。
「沙織さん、立てるかい?。・・・ほら」
「え?、・・・あ。・・・うん」
童: ほほう・・。アテナは少しまいっているようだな。
星矢、今日の午後はアテナに付いていてやれ。
コスモを使って身体を動かした後のことは、神殿の女官よりも聖闘士の方が、何かと気がつくものだ。
「ありがとう、童虎様。それではお言葉に甘えさせていただきます・・」
童: これこれ、甘えるのは星矢にだろうが。
「「!なッ・・・」」
「童虎!、沙織さんは・・・。沙織さんは・・・」
童: はっはっは、許せ。年寄りの戯言だ。
「・・・さ、さぁ。行こうか、沙織さん・・・」
「・・・え、ええ」
「大丈夫かい?肩貸すかい??」
「そんな大げさに言わなくても・・」
「じゃあ、行くよ」
「・・・・・あ・・」
「あ、あの。・・・星矢」
「・・・あ、あのね。・・・て・・・」
「・・・て?」
「その、・・・手を。手を引いてくださる・・・」
「だから無理しなくていいんだって。ほら!」
「あ!」
「この方が歩きやすいだろ?」
「・・・・・はい・・」
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
童: ・・・ふむ。肩を組むと手を握るの中間で、腕を組むか・・・
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
童: ・・・おい、そこの三人。一体何時まで固まっているつもりだ?。
カ: ど、童虎殿。アテナ様がハーデス戦の後・・・
シ: 護身術を身に付けられるのはわかります・・・・・
ア: し、しかし。あの、あれは、その・・・・・
童: (にやにや)
カ: 修練のための服装・・・・・
シ: 髪をまとめるリボン・・・・・
ア: し、しかし。あの文字は・・・・・
童: ・・・気付いたか?
「「「セイントなら、誰でも力いっぱい気付きます!!!」」」
カ: 普通は「努力」とか・・・・・
シ: 一般的には「根性」とか・・・・・
ア: あとは、えっと「ケンカ必勝」とか・・・・・
カ: それと、ナゼに・・・・・
シ: 文字があんなに・・・・・
ア: 薄いんですか・・・・・
童: カミュ・シュラ・アイオリア。三人も揃っていて。
・・・やれやれ。最も忠誠心厚きセイントも、この程度か。
カ: はぁ?・・・・・
シ: それは、一体?・・・・・
ア: ・・・・・
童: ・・・アテナはいま、戦っておられる。
カ: な・・・・・
シ: な・・・・・
ア: なんと!・・・・・
カ: しかし、戦いであれば・・・・・
シ: 我らセイントが・・・・・
ア: そうです!!・・・・・
童: そうではない・・・よいか。アテナにとっては平和こそが戦い!。
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
童: そして、そのために必要なのは、他の誰でもない星矢だ。
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
童: ・・・解らぬか?
童: いかにアテナ不在の期間が長かったとは言え。
今度機会をみて、アテナに説いて頂かねばならんか。
・・・やれやれ。
もっとも、我らが姫神様の御心が篭ったご高説を賜われるのは・・・
後にも先にも星矢だけか。・・・・・はっはっは!
カ: ・・・・・
シ: ・・・・・
ア: ・・・・・
童: ・・・そこにおるのか、魔鈴。
魔: ・・・・・
童: アテナがしているリボン。おぬしの仕業であろう。
魔: なに、修練のお相手にわざわざ御指名を頂いてるくせに。
星矢の奴はカラッキシだからね。
今朝「アテナに渡してやれ!」て預けたのさ。
肝心の星矢は、修練でアテナが怪我をしないか気になって。
全然気付いてなかったけどな。
童: ギリシァの陽射しで「あぶり出し」とは、また古風なことを。
魔: いいアイディアだろ?
童: ・・・しかし。リボンの両端に「非売品」「売約済」は・・(苦笑)。
魔: でも、遠くない話だろ?。
童: 姫神様のお輿入れか。・・・はてさて。
魔: ・・・どーでもいいが、イマジネーションが貧困だな。
童: うむ。G’のPCが壊れてな・・・
魔: ・・・???
童: 気にするな、電波を受信しただけだ(爆)
END
by G'さま